岡山大学
女性教員のエンパワーメント向上を目指して!女性教員支援助成金制度 音声読み上げ
掲載日:2019/03/28
更新日:2023/11/30
ダイバーシティ研究環境実現に向けた取組概要
女性教員の採用割合、上位職及び在籍割合の増加を目指し、「Upgrade」、「Support」、「Empowerment」の3つの観点から様々な取り組みを実施しています。女性教員支援助成金制度は「Empowerment」の1つとして実施しています。
女性教員支援助成金とは
女性教員の研究力、マネジメント能力、共同研究シーズ発信能力の向上等、研究全体に求められるスキルの向上を図るため、女性研究者が主催又は共催して実施するワークショップ、シンポジウムの開催費用、国内の研究機関に出向いての情報発信や情報交換、共同研究などの活動、さらに研究の成果を世界に発信する国際学会参加のための費用、研究力向上のための研究費を支援しています。詳しくは、以下のHPをご参照ください。
女性教員支援助成金の種類は
- マネジメント力向上支援型
- 概要
- グローバルなマネジメント力やリーダーシップ能力を備えた若手女性教員の育成を目的として、若手女性教員自らが国際シンポジウム、ワークショップ等を主導あるいは共同で企画・実施し、研究交流の活発化を図る積極的な活動に対しての費用を助成しています。
- 対象者
- ①本学に在籍中で申請時に学位取得後10年以内もしくは50歳未満の女性教員(常勤)
②本学に勤務する常勤の女性職員で所定の条件を満たす者 - 助成金額
- 1件あたり、国際研究集会等 上限70万円(2016-2020年度上限100万円、2021年度上限80万円、2022年度から上限70万円)、国内研究集会等 上限30万円
- 他機関訪問型
- 概要
- 他機関を訪問し情報交換・情報収集を行うなど、若手女性教員自らが企画し遂行する積極的な活動に対しての費用を助成しています。
- 対象者
- ①本学に在籍中で申請時に学位取得後10年以内もしくは45歳未満の女性教員(常勤)
②本学に勤務する常勤の女性職員で所定の条件を満たす者 - 助成金額
- 国内訪問1件あたり、上限10万円
- 国際学会発表型
- 概要
- 女性教員自らが企画し遂行した研究の成果を世界に発信する国際学会参加のための費用を助成しています。
- 対象者
- ①本学に在籍中で申請時に学位取得後10年以内もしくは45歳未満の女性教員(常勤)
②本学に勤務する常勤の女性職員で所定の条件を満たす者 - 助成金額
- 1件あたり、上限10万円(2018年度上限15万円、2019-2022年度上限20万円、2023年度から上限10万円)
- 研究費配分型
- 概要
- 若手女性教員の研究力向上のための研究費を助成しています。
- 対象者
- ①本学に在籍中で申請時に学位取得後10年以内もしくは45歳未満の女性教員(常勤)
②本学に勤務する常勤の女性職員で所定の条件を満たす者 - 助成金額
- 1件あたり、上限20万円(2020-2021年度上限30万円、2022年度から上限20万円)
助成状況
本女性教員支援助成金制度は、2016年度に構築し、これまでの助成状況は以下のとおりです。
【以上の取組の成功に向けた留意点】 ★は該当する項目
A 戦略性:機関の経営戦略として位置づけている
B トップのコミットメント:機関のトップが牽引している
★C 取組体制の整備:実施責任者を置き、明確な実施組織等を整備している
D 成果目標:具体的で明確な目標等を設定している
E 双方向のコミュニケーション:幹部層と構成員のコミュニケーションを促進している
F 説明責任と透明性:外部評価委員会等を設置し、外部の意見を取り入れる体制としている