2020年3月9日 2019年度 関東・甲信越ブロックセミナー 音声読み上げなし
2020年3月9日(月)、筑波大学つくばキャンパスにおいて、 講師として本事業コーディネータである株式会社カレイディストの塚原月子氏をお招きし、「アンコンシャスバイアスセミナー(WEBセミナー)」を開催、17名が参加しました。
本セミナーは、ブロック参画機関の教職員を中心に、①「アンコンシャスバイアス」の存在と影響に気付きを持つこと、②自身の行動そのものを振り返りアンコンシャスバイアスの影響を克服すること、③リーダーシップを発揮するために必要な「心の姿勢」、以上の3点を学ぶことを目的に実施いたしました。
セミナーでは、アンコンシャスバイアスは「誰にでも(自分にも)ある」ということを知り、向き合い、その影響を認識できるようになるために、参加者がそれぞれの無意識の偏見を感じたケースを共有しました。また、リーダーのアンコンシャスバイアスは、人や組織に大きな影響があることを理解し、アンコンシャスバイアスを克服するためのインクルーシブ・リーダーシップの言動を学びました。
受講者からのアンケートでは「自分ではそれほど偏見や思い込みをしていない様に思っていたが、気付かされた点が多く、気づくためのプロセスが学べた」や「自分では思い込みは強い方ではないと思っていたが、ワークをやってみると固定的な考え方が自分の中にもあるということを知れた。」「仕事をしていく上で何が足りないのかが良くわかり、目標を改めて立て直す事ができました。ただ聞くだけでなく、考え、それを話し合いできた事でより意識が高まりました。」など前向きな意見をいただくことができました。
また、本セミナーは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、会場に集まって行う対面型のセミナーを中止し、WEB会議ツールのZOOMを使用したWEBセミナーとして実施いたしました。完全WEBセミナーの開催は初の試みとなりましたが、新たな挑戦の時期と考え、開催することにいたしました。不備の無いような準備や音声などの事前チェックをどう行うかなど課題はありますが、今後もセミナーの内容と状況を加味し、WEBセミナーの可能性を探っていきたいと思っております。