2020年7月9日 2020年度 第1回近畿ブロック会議 音声読み上げ
2020年7月9日(木)にオンラインにて、全国ダイバーシティネットワーク組織2020年度第1回近畿ブロック会議を開催しました。
文部科学省科学技術・学術政策局から4名、参画機関32機関より64名、オブザーバーとして1機関より1名の出席がありました。
議事に先立ち、学校法人立命館 松原洋子副総長(ダイバーシティ&インクルージョン担当)から、幹事大学のなかで唯一の私立大学としての役割と意義について、開会の挨拶がありました。
文部科学省科学技術・学術政策局 有薗文博室長補佐(人材政策課人材政策推進室)より、挨拶ならびに「研究環境のダイバーシティ実現に向けて 〜科学技術・学術分野における女性の活躍促進〜」について説明がありました。日本における女性の活躍推進に関する動向、女性研究者数の推移について触れられ、ダイバーシティ実現に向けた取組支援として、既に実施されている各事業と実施機関を紹介されました。
会議内では、立命館大学学長特別補佐・情報理工学部 田中弘美特命教授より、2020年度近畿ブロックにおける取組についてのアンケート結果の報告、ならびにアンケート結果に基づき作成した事業計画および予算計画について説明がなされ、以下、3点の計画が承認されました。
(1)参画機関からの要望に合わせ、有用な取組を共有する近畿ブロック会議とセミナー等のイベント開催
(2)私立大学を中心とした参画大学の拡充とニーズと課題調査の実施
(3)グローバルな理工系女性研究者志望層の裾野拡大を目的としたシンポジウムの開催
続いて、全国ダイバーシティネットワーク実施責任者、大阪大学工藤眞由美理事・副学長より、全国ダイバーシティネットワークの活動について、ウェブサイトの運用、全国の大学・研究機関を対象として実施された「男女共同参画・ダイバーシティ推進の進捗状況に関する大学・研究機関向けアンケート」結果をもとに、日本の大学(短期大学除く)における男女共同参画推進への取組に関する現状と課題の分析について、説明がありました。