2021年2月26日 2020年度 第2回 近畿ブロック会議・セミナー 音声読み上げなし
2021年2月26日(金)にオンラインにて、全国ダイバーシティネットワーク組織第2回近畿ブロック会議およびセミナーを開催し、参画機関38機関より約60名の出席がありました。
ブロック会議では、文部科学省科学技術・学術政策局 三輪室長(人材政策課人材政策推進室)よりご挨拶があり、本事業推進に伴う参画機関への期待が寄せられました。
全国ダイバーシティネットワーク実施責任者・大阪大学工藤理事より、今年度のダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(全国ネットワーク中核機関(群))の中間評価結果の説明、次年度の全国レベルでの活動について報告がありました。
立命館大学学長特別補佐の田中教授からは、とりまとめ幹事大学として、新規参画機関の紹介、今年度の活動の振り返りと次年度の近畿ブロックの活動の方針についての提案を行いました。また、次年度の取組に向けたアンケートを実施することについて、参画機関へ協力の依頼をしました。
また、次年度のとりまとめ幹事大学は引き続き立命館大学が担当することと、実務者間ネットワークの立ち上げ等の提案がなされ、了承されました。
セミナーでは、今年度新規選定機関による取組概要の紹介として、兵庫医科大学の兵庫医科大学学長補佐(ダイバーシティ推進担当)・ダイバーシティ推進室長の飯島尋子先生、立命館大学リサーチライフサポート室長の篠田博之先生より、話題提供がありました。
はじめに「特性対応型」の取組として、飯島先生より、「女性医師・医学研究者の自律的・継続的キャリア形成支援のための環境基盤の構築」について紹介がありました。学長のリーダーシップのもと、ダイバーシティ推進本部を組織し、女性医師と医学研究者への支援の必要性や、具体的な取組について触れられました。
続いて、篠田先生より「先端型」の取組として、2016年度に採択された「特色型」における取組の特長と到達点をもとに、先端型に取り組む理由や発展させていく上での取組内容について紹介がありました。出席者からは、推進体制の運営委員の選出方法や、助教から准教授の採用に至るまでの「キャリアの谷」についての質問がありました。
今後は、実務者間での実質的な取組の強化をしていく情報交換を行っていく予定です。