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室蘭工業大学
多様な構成員が活躍可能な環境整備の実現へ ダイバーシティのための研究環境支援活動の充実 音声読み上げ


掲載日:2019/03/28
更新日:2023/12/25

ライフイベント期にある研究者を対象とした支援事業

室蘭工業大学では、次世代育成支援及び女性活躍推進のための事業主行動計画において、「令和8年3月までに教員に占める女性割合を12%以上にする。」と定めており、その対策として「女性教員の在職比率を勘案して、定年・自己都合退職等の後任に女性教員を採用する」としています。そのための方策のひとつとして、ライフイベント期にある女性教員のほか、ライフイベント期の共働き男性教員を配偶者の職種で区別しないような取組を行っています。具体的には、本学における女性研究者がライフイベント期(妊娠・育児・介護等)と研究活動を両立できるよう、支援員の雇用に係る経費の助成を行う制度です。応募資格は、妊娠・育児(小学校6年生以下)又は介護等にあたっている本学の教員及び博士研究員です。支援員の種類には、学術研究員、技術補佐員、臨時補助員、派遣スタッフなどを選べるようにしています。

 この制度には、親の介護や育児中で、研究活動に支障をきたすような女性教員から、毎年、数件の申請があり、また、過去には、育児・介護中の共働きで、配偶者が研究者ではない2名の男性教員にも研究支援員を配置した実績があることから、本学にとっては、非常に有用な支援活動となっています。

 

【以上の取組の成功に向けた留意点】 ★は該当する項目
戦略性:機関の経営戦略として位置づけている
トップのコミットメント:機関のトップが牽引している
取組体制の整備:実施責任者を置き、明確な実施組織等を整備している
成果目標:具体的で明確な目標等を設定している
  双方向のコミュニケーション:幹部層と構成員のコミュニケーションを促進している
  説明責任と透明性:外部評価委員会等を設置し、外部の意見を取り入れる体制としている

問合せ先
室蘭工業大学 男女共同参画推進室


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