岡山大学
教授及び准教授に占める女性の割合増加を!女性教員特別昇任(ポストアップ)制度 音声読み上げ
掲載日:2019/03/28
更新日:2023/11/30
なぜ女性研究者の上位職登用の促進を図るのか
岡山大学のポストアップ制度は、優秀な女性研究者の雇用・育成を促進し、大学全体の教育・研究を活性化させることを目的とし、本制度により、本学における女性教員の上位職登用の円滑な推進を動機付けるため実施しています。
対象者は誰か
概ね、5年以内に所属部局において上位職への昇任が可能と評価された本学の准教授、講師及び助教の女性教員(ただし、特別契約職員は除く。)が対象となっています。
選考方法は
ポストアップ教員の選考は、所属部局からの推薦を受け、企画・評価・総務担当理事、ダイバーシティ推進委員会委員(2名)、ダイバーシティ推進本部男女共同参画室長らで構成されているポストアップ教員審査委員会で審査を行い、適任者を決定しています。
なお、本委員会には、必ず女性委員を含むものとしています。
人件費は
昇任前後の給与差額を全学で負担しています。その期間は、部局の当該ポストを使用するまでの最大5年間としています。
これまでの実績は
2015年度に本ポストアップ制度を構築してから、毎年、1~3名のポストアップを実施し、2022年度までに累計19名のポストアップを実施しています。本学における女性教員上位職比率を確実に押し上げているだけでなく、ポストアップ後に学会賞【日本育種学会奨励賞(日本育種学会)、優秀演題賞(酸化ストレス学会、日本NO学会)】を受賞したり、科学研究費の優秀審査員に選ばれるなど、女性教員自身のさらなる活躍に繋がっています。
【以上の取組の成功に向けた留意点】 ★は該当する項目
★A 戦略性:機関の経営戦略として位置づけている
★B トップのコミットメント:機関のトップが牽引している
C 取組体制の整備:実施責任者を置き、明確な実施組織等を整備している
D 成果目標:具体的で明確な目標等を設定している
E 双方向のコミュニケーション:幹部層と構成員のコミュニケーションを促進している
F 説明責任と透明性:外部評価委員会等を設置し、外部の意見を取り入れる体制としている
問合せ先
岡山大学 ダイバーシティ推進本部
diversity■adm.okayama-u.ac.jp(■を@に置き換えてください)