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奈良先端科学技術大学院大学
アカデミックアシスタント配置と役務委託費の助成 音声読み上げ


掲載日:2021/06/16
更新日:2023/12/21

妊娠、出産、育児期をサポートする

奈良先端科学技術大学院大学では、2009年度より妊娠、出産、育児による絶対的な時間不足を解消し、最先端研究との両立と成果の向上及びワークライフバランスの向上に資することを目的とした支援制度を実施しています。インタビューによる利用者の声の収集や、男女共同参画室会議での検討のためのヒヤリングの実施によって、利用しやすい制度となるよう改善を行ってきました。
本制度の利用者はその8割が植物の管理や実験補助業務を支援員に依頼するバイオサイエンス領域の研究者です。しかし、ヒヤリングにより、他領域よりプログラマーの雇用や合成依頼などに利用できる役務委託の助成を求める声が寄せられました。要望を踏まえて2019年度に制度の大幅な改善を行いました。

研究支援員配置と役務委託費の助成の案内チラシ

フレキシブルに、かつ、レンジを広く

2019年度からは、研究支援員の雇用経費と役務委託経費を合算して一年度あたり120万円まで、申請した研究者一人あたり通算360万円を上限とした助成制度として運用を始めました。また、2021年度より、育児休業中の研究者に、2023年度より家族の看護・介護中及び不妊治療中の研究者にも申請資格を付与しました。

実験補助業務のイメージ

必要十分な支援を届ける

2018年度までは、利用開始から3年間を上限とし、研究支援員の時間給額や勤務時間数を設定したうえで支援を行っていた期間もありましたが、2019年度以降は「一年度あたり」「一人あたり通算」の助成額上限のみを設定したため、柔軟な利用が可能になりました。また、役務委託をメニューに加えたことで、研究者が研究支援員を指導する負担を軽減することができました。
フレキシブルかつ複数のメニューのある制度は、研究者に、自身の外部資金獲得状況や家族の状況に合わせた計画的な申請を促すことにつながり、支援を必要とする研究者に必要十分な支援を届けることが可能になっています。

アカデミックアシスタント配置と役務委託費の助成利用実績のグラフ

<利用者の声>
・以前に比べ、非常に利用しやすい制度になり、本当に助かっています。今後ともよろしくお願いいたします。
・雇用期間や時給などの自由度が高く、専門性の高い業務を担う人材の雇用も可能であったことでたいへん助かりました。
・ここ数年で改善が進み、更なる改善点は見当たりません。
(2021年5月)
・本制度の支援は、子育て期の研究活動の維持や円滑化にとても助けになっています。
NAISTAA制度は、家族をもつ若手研究者のステップアップに非常に重要なものであると考えます。
(2022年5月)

 

【以上の取組の成功に向けた留意点】 ★は該当する項目
  戦略性:機関の経営戦略として位置づけている
  トップのコミットメント:機関のトップが牽引している
取組体制の整備:実施責任者を置き、明確な実施組織等を整備している
  成果目標:具体的で明確な目標等を設定している
双方向のコミュニケーション:幹部層と構成員のコミュニケーションを促進している
  説明責任と透明性:外部評価委員会等を設置し、外部の意見を取り入れる体制としている

 

問合せ先
奈良先端科学技術大学院大学 男女共同参画室

 


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