京都大学
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ポジティブ・アクション|採用と上位職昇進 音声読み上げ
掲載日:2021/03/22
更新日:2024/01/15
取組内容
女性教員を採用した場合に、インセンティブとして配置部局に支援金を配分する「女性教員登用等支援事業」を実施している。
なお、任期のない、又は任期が5年以上の定員内教員として採用するもので、以下のいずれかに該当するものであることを条件としている。
①女性限定公募を実施し、定員内女性教員を採用した場合
②公募によらないが、女性の採用を前提として行った人事により定員内女性教授を採用した場合(女性限定公募にに準ずると認められるもの)
※①については、結果として昇任人事となった場合を含む。
取組の背景・目的
本学では、「京都大学男女共同参画推進アクションプラン」に基づき様々な施策を実施し、男女共同参画を推進している。2019年4月から女性教員比率を政策的に増加させる方策として本事業を開始した。
また、2023年度から、新たに女性教員に限定した定員上位流用制度及び若手・女性教員採用のため定員貸与制度の運用を開始し、女性教員の雇用を多面的に促進している。
女性教員比率の上昇
事業実施後、女性教員比率は年々上昇し、女性教員数についても増加している。
波及効果等
本事業により配分した支援金については使途を限定していないが、ベビーベッド・ベビーキープ・おむつ交換台の設置や休憩室・更衣室の整備改修、育児休業代替の非常勤講師手当などに使用された例があり、女性教員比率及び女性教員数の改善のみならず、本事業の狙いである、女性教員登用を実施しやすい環境や状況を部局等において醸成することについて成果が得られたといえる。
その他
本事業の実施については、取組内容の見直し・改善も含めて適宜検討予定としている。
問合せ先
京都大学 男女共同参画推進本部
g-e■mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(■を@に置き換えてください)