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名古屋大学
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ポジティブ・アクション|採用と上位職昇進 音声読み上げ


掲載日:2021/03/22
更新日:2023/12/21

取組内容

本学は、採用に係るポジティブ・アクションとして、公募人事ホームページの冒頭に「業績評価において同等と認められた場合には女性を積極的に採用する」旨の文言を掲示することとしている。
また、教育研究評議会においてジェンダー・クォーター制を導入し、総長のリーダーシップの下、教育研究の意志決定機関である教育研究評議会委員の女性比率について将来的に3割以上とすることを目標に掲げ、約2割の委員が女性となるよう、2019年度より学内規定に定めた。

取組の背景・目的

本学では、2000年度の国大協の提言を受け、2010年における女性教員比率20%という目標を掲げた。しかし、2005年5月時点での2010年女性教員比率予測は16.2%と目標に遠く及ばない数値となり、新たな策の検討が必要となった。そこで、女性研究者・大学院学生の教員公募への応募を促すことで、女性教員比率向上の実現を目指す上記ポジティブ・アクションの導入に至った。

女性比率の上昇

・2023年101日現在の女性教員比率が20.0%へ増加した。
 (参考)2019年51日時点:17.4%、2021年5月1日時点:18.8

・2023年4月1日現在の教育研究評議会委員の女性比率が28.6%へ増加した。
 (参考)2016年41日時点:2.4%、2019年41日時点:18.75%

波及効果等

女性教員増員策(若手女性教員増パッケージ)では、インセンティブ施策などにより部局のモチベーションアップに繋がっており、さらに女性比率増加が期待出来る。

その他

2027年度までに女性研究者比率30%に向けて、さらなる施策を検討中である。


問合せ先
名古屋大学 ジェンダーダイバーシティセンター


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