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立命館大学
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ポジティブ・アクション|採用と上位職昇進 音声読み上げ


掲載日:2023/12/20

取組内容

2018年度より自然科学系4学部(理工学部、情報理工学部、生命科学部、薬学部)、2020年度に1学部(スポーツ健康科学部)が加わり5学部で女性限定公募を実施している。
※一部は学長のトップダウンにより確保された前倒し人事(定年退職者ポストの12年の前倒し人事)を活用している。
その他にも、女性研究者キャリアパス支援プログラム、フューチャー准教授プログラム、自然科学系無期女性教員積極採用支援制度、女性研究者国際共同研究活動支援制度などを実施している。
研究環境整備の一環としては、20189月に京都・滋賀のキャンパス2か所同時に学内保育園を開設、新任教員サポート(教育開発推進機構と連携したFDプログラム受講促進や、研究者交流の場「OPEN DAY」の開催等)、ライフイベントに関わる研究支援員制度などを実施している。

 

取組の背景・目的

2016年度に採択された「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)」に続き、2020年度に「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)」にも採択され、女性研究者のキャリアをつなぐ支援を推進し、また国際的に活躍できる女性研究リーダーの育成を目指し、各種プログラムを創設した。

女性比率の上昇

上記の取組により、女性教員比率は特色型最終目標(2021年度末)23.6%に対して24.8%、自然科学系女性教員比率は目標15.0%に対して15.7%、無期教員女性教員比率は20.5%に対して23.4%、自然科学系女性教員(無期)比率は目標10.6%に対して11.1%となった(2021年度末の数値)。
引き続き、先端型の取組により、最終年度(2025年)の目標に向け、さらなる女性比率の向上を目指している。

波及効果等

女性研究者の裾野拡大、採用、育成、上位職登用までの一連のキャリア支援を視野に入れ、各種プログラムを創設した。具体的には、学内予算で雇用された女性研究員のうち、優秀な人材を助教として継続任用する「女性研究者キャリアパス支援プログラム」や、学部において女性准教授の採用に向けた積極的な施策を実施して採用に至った場合、効果的な組織運営や女性研究者支援に資するインセンティブを付与し、学部の研究環境整備を支援する「無期女性教員積極採用支援制度」、プロジェクトリーダーとしての国際共同研究を支援することで上位職登用への推進を図る「女性研究者国際共同研究活動支援制度」などのプログラムを創設し、女性研究者のキャリアをつなぐ支援を行うとともに、国際的に活躍できる女性研究リーダーの育成を目指している。

その他

「特色型」では当初の目標をすべて達成することができ、中間・事後評価ともに最高評価のS評価を獲得し、2020年に採択された「先端型」では中間評価でA評価を獲得している。今後も「特色型」での取組みを発展させていくとともに、「先端型」の最終目標達成に向け、引き続き女性研究者の活躍に向けた取組みを推進していく。


問合せ先
立命館大学 男女共同参画推進リサーチライフサポート室


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