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ポジティブ・アクション|採用と上位職昇進 音声読み上げ


掲載日:2021/04/14
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取組内容

2013年度から、学長のリーダーシップにより、「上位職への昇進に係るポジティブ・アクション」として、本学の女性研究者を上位職に登用し、女性研究者の活躍と研究発展を促進させるため、「徳島大学 AWA(OUR)サポートシステム女性研究者プロジェクト(上位職登用)」を構築して実施している。

研究領域 特に問わない
職種   教授、准教授または講師
     ※2018年度公募(2019年度登用)から教授への登用も可能とした。
募集人員 教授1名、准教授または講師2~3名程度
応募資格 徳島大学に在職する女性専任教員(学長裁量ポスト、学長裁量経費で雇用されている者は除く)で、
     かつ博士の学位を有する者
提出書類 履歴書、業績目録
     小論文(現在までの研究と今後の研究方針、および教育・研究に関する抱負)
     部局長の推薦書
選考方法 一次審査 応募部局による審査
     二次審査
     (教授の場合)
       全学人事委員会による審査
     (准教授または講師の場合)
       男女共同参画推進室による審査

取組の背景・目的

本学は、2010年度から結婚・出産・育児期世代の女性研究者エンパワーメントを強力に推し進めることにより、上位職に応募可能な実績と高い意識を持つ女性研究者を増加させる取組として「徳島大学 AWA(OUR)サポートシステム」を推進している。
女性の教授、准教授、講師が少なく、若手女性研究者がキャリアプランをイメージしにくい状況があることから、2013年度より、上位職に応募可能な実績と高い意識を持つ女性研究者を増加させる取組「徳島大学 AWA(OUR)サポートシステム女性研究者プロジェクト(上位職登用)」を開始した。
本プロジェクトは、教授、准教授または講師として十分な業績がある女性研究者を登用し、若手研究者のロールモデルや女性研究者のシンボル的存在として、女性研究者のエンパワーメントを図ることを目的としている。

女性比率の上昇

徳島大学 AWA(OUR)サポートシステム女性研究者プロジェクト(上位職登用)
※2013年度~ 准教授または講師への登用の公募を開始
 2018年度~ 教授への登用の公募を開始

※1 これまでの登用実績

登用年度 2014(H26) 2015(H27) 2016(H28) 2017(H29) 2018(H30) 2019(R1) 2020(R2)
教授 2 2
准教授 1 1 4 1
講師 1 2 3 2 3 2 2

 

※2 女性研究者に占める上位職割合(教授・准教授・講師)の推移
本制度を開始した 2013年度は35.4%であったが2020年度では43.9%と8.5pt増加している。

波及効果等

2017年度まで、講師または准教授への登用であったが、2018年度の公募からは教授への昇進も可能としたことにより、上位職に応募可能な実績を持つ女性研究者の増加と活躍が促進され、各部局において、ポジティブ・アクションの必要性と有用性が認識されてきた。また、ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)における2020年度中間評価においても、「AWA(OUR)サポートシステム女性研究者プロジェクト」の取組は、女性教員の上位職登用を図る実効性の高い取組として評価された。

その他

参考事例のページを参照。

 


問合せ先
徳島大学 AWAサポートセンター


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