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【株式会社アミノアップ】全ての社員が活躍できる環境づくりのための施策(2023年6月1日掲載) 音声読み上げ


株式会社アミノアップ ESGチーム 佐藤 政仁

当社は機能性食品原料の研究開発・製造販売を主な業務としている従業員数100名ほどの会社です。近年、多様な働き方やワークライフバランスが求められる中、当社も従業員一人ひとりが働きやすい職場となるよう取り組んできました。本稿では、私たちが実施している施策のうち勤務制度に関する取組みと、当社研究員の活躍推進のための取組みを順にご紹介します。

フレキシブルな勤務を可能とする制度の導入

女性社員を含め全ての社員が活躍できる職場環境づくりのため、フレキシブルな勤務を可能とする制度を新たに導入してきました。具体的には時間休制度、時差出勤制度、在宅勤務制度の3つです。
これらの制度を組み合わせて利用することで、従業員はそれぞれのライフスタイルに合わせて勤務時間を調整することが可能になりました。例えば、子供の保育園送迎に都合の良いように時間休制度や時差出勤制度を利用する社員もいます。また、子供が熱を出して急な休みが必要になった場合でも、時間休制度と在宅勤務制度を組み合わせ無理のない範囲で家にいながら業務対応することも可能となりました。

その他「ノー残業デー」や「有給休暇取得奨励日」を設定することで、各社員が自分の業務量をコントロールしやすい環境作りにも取り組んでいます。

また単にこれら制度を導入するだけでは効果は上がらないと考え、管理職向けの労働環境に関する研修、ダイバーシティに関する研修も随時行っております。この研修において制度導入の必要性、推進することによる効果を学ぶことで制度導入の効果を高めています。

研究員の活躍推進

研究員の研究力向上を目的とし、年一回希望する学会への参加を可能としております。そこで発表しフィードバックを得ること、多くの知見を得ることを推奨しています。また、大学や医療機関との共同研究の管理、研究開発に関わる情報発信、セミナー講師などの業務を各研究員が担当しています。これらの業務を男女の区別なく割り振ることで、すべての研究員の研究力とコミュニケーション能力の成長を図っています。これらの成果として2020年から2022年の3年間で、学会発表5件、招待講演1件、論文2報の執筆があげられ、研究員の活躍につながっています。

産休・育休を取得中の研究員に対しては、復帰時のギャップを少なくするため研究の進捗状況を毎月共有するようにしています。また産休・育休から復帰したばかりの研究員に対しては、管理職が頻繁にフォロー面談を行います。そこでは業務進捗のコーチングをすると共に業務内容や業務量についてヒアリングを行い、業務が過度な負担にならないよう調整を行います。

社内の変化と社外からの評価

上記の活動による結果の一つとして女性社員のキャリアアップが挙げられます。2018年時点では当社の女性上位職者数(主任以上)は3名だったのに対し、2023年時点では9名と3倍になりました。またここ2年の育児休業取得率は100%となっています(女性3名、男性2名)。

また当社は2022427日付で、女性活躍推進法に基づく基準適合事業主として、厚生労働省より「えるぼし認定」を受けました。認定評価5項目のうち「採用」「労働時間等の働き方」「管理職比率」「多様なキャリアコース」の4つの項目で基準を満たし、2段階目の認定を取得しております。また「子育てサポート企業」として高い水準を目指すべく、厚生労働大臣の認定である「くるみん認定」の取得に向けて取り組みを続けています。

まとめ

女性研究員含め社員全員が活躍できる職場環境の整備は、企業にとって不可欠な取り組みです。今後も、社員一人ひとりが最大限に能力を発揮できる環境を目指す中で、女性研究員の活躍推進にも積極的に取り組んで参ります。

 株式会社アミノアップ ウェブサイト
 https://www.aminoup.jp/


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